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株主・投資家の皆様へ

トップインタビュー

深刻化する人手不足対策へ、生産性向上と人財育成に全力注ぐ。 代表取締役社長 後藤 克治

株主の皆様にはおかれましては、平素より格別のご高配を賜り、心から厚くお礼申し上げます。
第49期の中間報告をいたしますので、ご高覧を賜りますようお願い申し上げます。
- 第49期上半期は、新たな取り組みがめじろ押しでした。

タブレット端末の導入

 らーめん部門では、直営の8番らーめん今江店(小松市)を今後のモデル店舗として全面改装しました。店内規模は50席程度のコンパクトなもので、高い生産性と働く人の負担を軽減するレイアウトが特徴です。
 また、深刻化する人手不足への対応として、タブレット端末の導入によるセルフオーダーシステムや電子マネー・クレジット決済によるキャッシュレス化を図り、フロアスタッフの作業量を削減しています。このセルフオーダーシステムは、8番らーめん全121店舗中26店舗に導入済み(2018年9月現在)で、トッピングのオーダーが増える効果も生みだしています。

タブレット端末の導入

 らーめん部門では、直営の8番らーめん今江店(小松市)を今後のモデル店舗として全面改装しました。店内規模は50席程度のコンパクトなもので、高い生産性と働く人の負担を軽減するレイアウトが特徴です。
 また、深刻化する人手不足への対応として、タブレット端末の導入によるセルフオーダーシステムや電子マネー・クレジット決済によるキャッシュレス化を図り、フロアスタッフの作業量を削減しています。このセルフオーダーシステムは、8番らーめん全121店舗中26店舗に導入済み(2018年9月現在)で、トッピングのオーダーが増える効果も生みだしています。

長八富山駅前店

長八富山駅前店は、富山県のシンボル立山連峰をイメージしたデザインや、陶芸や和紙絵など、地元作家の作品をあしらい、各席で違った風情を感じていただけます。

 和食部門では、寿しと手造り料理が自慢の長八富山駅前店をオープンいたしました。「同僚や仲間同士が楽しめる居酒屋」と位置づける八兆屋との差別化を図り、「接待やお祝いなども想定したグレード感の高い割烹」としてご利用いただけるよう、料理、食材による季節感の演出、接客サービスなどにさらに磨きをかけたいと思います。
 そして、長八の理想形としてオープンさせたこの店をモデルに、今後、金沢駅前店と片町店の改装にも取りかかる計画です。特に力を入れたいのは、お客様とのコミュニケーションです。ITが仕事から生活まで深く入り込み、人間関係の希薄化が進んでいるとの指摘がある中で、飲食店は単に食べるだけでなく、「会話を楽しみたい」「あたたかみがほしい」をかなえる憩いの場としての存在価値がますます高まると期待されるからです。

長八富山駅前店

長八富山駅前店は、富山県のシンボル立山連峰をイメージしたデザインや、陶芸や和紙絵など、地元作家の作品をあしらい、各席で違った風情を感じていただけます。

 和食部門では、寿しと手造り料理が自慢の長八富山駅前店をオープンいたしました。「同僚や仲間同士が楽しめる居酒屋」と位置づける八兆屋との差別化を図り、「接待やお祝いなども想定したグレード感の高い割烹」としてご利用いただけるよう、料理、食材による季節感の演出、接客サービスなどにさらに磨きをかけたいと思います。
 そして、長八の理想形としてオープンさせたこの店をモデルに、今後、金沢駅前店と片町店の改装にも取りかかる計画です。特に力を入れたいのは、お客様とのコミュニケーションです。ITが仕事から生活まで深く入り込み、人間関係の希薄化が進んでいるとの指摘がある中で、飲食店は単に食べるだけでなく、「会話を楽しみたい」「あたたかみがほしい」をかなえる憩いの場としての存在価値がますます高まると期待されるからです。

- (株)ペッパーフードサービスとフランチャイズ契約を結び、イオンモール新小松店に出店した「ペッパーランチ」、国道8号の道の駅「めぐみ白山」(白山市)にオープンしたフードコート「地産百膳 風土ぴあ」はどうですか。

 (株)ペッパーフードサービスとのフランチャイズ契約は、新小松店に8番らーめんEXPRESSを出店していることで生まれたご縁です。開店から約半年たちましたが、売り上げは当初予想を大きく上回り、肉に対する消費者ニーズの高まりを実感しております。これを受けて、長八、八兆屋の和食部門でも、さらに牛肉メニューを充実させています。同時に、「ペッパーランチ」の運営を通して、生産性の高い店舗づくりを学び、次なる展開に活かしてまいります。
 道の駅にオープンした「地産百膳 風土ぴあ」は、相乗効果やスケールメリットを活かすフランチャイズシステムとは対極にあり、むしろ個性が求められる店舗運営を求められ、正直、戸惑いがあります。とはいえ外食産業も、かつての高度成長型の拡大路線は難しいでしょう。これからは、店舗個々の魅力を高めてリピーターを増やす「オリジナリティーの創造」が一段と重要であり、商品開発を含めて試行錯誤をしながらそのノウハウを積んでいきたいと思います。

- 増収減益となった上半期の業績の評価と、今後、どんな点に力を入れて取り組む予定ですか。

 らーめん部門は、外食産業を取り巻く環境が厳しい中で、前年同期を上回るお客様にご来店いただき、売り上げも大きく伸びました。かつてない猛暑や相次いだ台風などを考えると、感謝にたえません。一方、和食部門と外販事業は、解決すべき課題もあり、その原因を精査して改善に努める必要があります。
 何よりも腰をすえて取り組みたいのは、少子高齢化の進行で直面する人手不足への対応で、あらゆる面で生産性向上が欠かせません。ひとつめは作業効率を高め省力化を実現する設備投資や商品開発で、管理部門である本社も無駄を排除するペーパーレスやワンフロア化の実現をめざします。ふたつめは、スタッフのモチベーションを高め、業務の熟練度を上げる取り組みの強化です。8番らーめん店舗を対象にした接客・調理コンテストを約20年にわたって開催していますが、第48期からは、和食店舗、徳光パーキングも含めた直営全店での接客・調理コンテストも始めています。
 これらはすべて「お客様ファースト」の目線に立って行うもので、生産性向上により、これまで以上に効率化を図り、人、モノ、金を、よりよい店舗づくりと人財育成に注いでまいります。

和食部門料理コンテスト

10月18日に開催された和食部門料理コンテストでは、八兆屋矢作店の末代副料理長が見事、最優秀賞を受賞しました。

- 海外展開では、好調なタイ、香港に加えて、いよいよベトナム進出ですね。

 ベトナムは、現地の流通大手であるメサ社(メサ・アジア・パシフィック・トレーディング・サービス・カンパニー社)との間で今年3月、「8番らーめん」のマスターフランチャイズ契約を結び、8月から順次、店舗経営、調理担当、接客担当のベトナム人計4名の日本研修をスタートさせています。ホーチミン市内に1号店とCK(セントラルキッチン)を計画しており、今期中のオープンをめざして年明けからは現地研修を実施する予定です。

タイハチバンDC

2019年4月から稼働予定のタイハチバンDC

 タイは、CK近くに建設していたタイハチバンDC(ディストリビューションセンター)が、いよいよ来年4月から稼働します。カット野菜と物流機能をここへ集約することで、126店舗を数える現地での配送を劇的に改善することができます。

タイハチバンDC

2019年4月から稼働予定のタイハチバンDC

 タイは、CK近くに建設していたタイハチバンDC(ディストリビューションセンター)が、いよいよ来年4月から稼働します。カット野菜と物流機能をここへ集約することで、126店舗を数える現地での配送を劇的に改善することができます。

- 今後の抱負を聞かせてください。

 第49期上半期は、加速する少子高齢化と人口減少社会を見すえた投資を積極的に行ったつもりです。その種子を芽吹かせ、将来の大きな果実へと育てなければいけません。
 大切にしたいのは、固定観念や前例主義にとらわれない柔軟な発想と、創業から半世紀の間、築き上げてきたネットワークを縦横に活かす知恵と行動力です。これらのことを全社員に強く意識づけ奮起を促すことが、私に課せられた責務だと肝に銘じて活動しております。