プレスリリース
2024年03月06日
はじめに、この度の令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
志賀農業協同組合(石川県羽咋郡志賀町)・宗玄酒造株式会社(石川県珠洲市宝立町)・株式会社オハラ(石川県金沢市)・株式会社ハチバン(石川県金沢市)は、2021年から4社協業で新しいブランド芋づくりに取り組んできました。
このブランド芋を「いろは芋」と名付け、昨年初めて焼き芋にして販売。
令和6年能登半島地震での被災により、今年の販売が危ぶまれましたが、各社協力のもと、2024年2月21日(水)より数量限定で販売開始しました。
来年以降の販売につきましては、貯蔵に利用したトンネルに甚大な被害があり、継続の見通しは立っておりません。
「いろは芋」焼き芋は、株式会社ハチバンが運営するキッチンカー「おいもとレモネード」、臨時ポップアップ店舗、ハチバン通販サイト「e-shop」にてご購入いただけます。
2021年から地域おこしの一環として、さつまいも作りに力を入れていたJA志賀と、キッチンカー『おいもとレモネード』を運営し、さつまいも商品の開発をしている㈱ハチバンが手を組むことで、能登志賀町から新たなさつまいものブランドを生み出そうという試みが始まりました。
さつまいもの美味しさを引き出すには、貯蔵の工程が欠かせません。貯蔵庫として利用するのは、2005年3月に廃線となった「のと鉄道能登線トンネル」。宗玄酒造㈱が15年ほど前にのと鉄道から取得し、日本酒を熟成させる貯蔵庫として利用してきました。
この貯蔵庫は、電力を全く使わない自然の保存力により、年間を通じて温度12℃、湿度90%に保たれています。この安定した環境がさつまいもの貯蔵、熟成にも適していました。
宗玄酒造㈱の協力を得て、2021年にさつまいもを貯蔵する実験を行いました。その結果、約50日の貯蔵により熟成が進み、さつまいもの糖度が22度から36度に上がることがわかりました。
志賀町産さつまいも「紅はるか」を、廃線となった「のと鉄道能登線トンネル」で貯蔵して甘みを引き出す、という貯蔵工程も含めて、私たちは新しいブランド芋とすることにしました。
のと鉄道の能登線が走っていた当時、車掌らは一つ一つのトンネルを「イ」「ロ」「ハ」と、 “いろはにほへと”で呼んでいたそうです。これにちなんで、「いろは芋」と名付けました。
ハチバンは、「いろは芋」そのものの美味しさを一番感じられる調理法として、焼き芋を選びました。焼き芋の加工は、㈱オハラで行いました。
トンネルで約50日熟成させたさつまいもを、じっくり加熱して焼き芋にし、さらに一晩低温で熟成させることで、より甘く仕上げました。
2023年2月 | 初めて「いろは芋」を販売 |
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2023年10月 | 2度目の販売に向け、宗玄酒造㈱所有のトンネルでサツマイモの貯蔵・熟成を開始 |
2023年12月 | 貯蔵したサツマイモを運び出し、じっくり焼いて焼き芋に。 |
2024年2月21日 | 2度目の販売へ |
株式会社ハチバンは、「いろは芋」焼き芋を販売し、収益の一部を被災地に寄付させていただきます。
商品名 | 「いろは芋」焼き芋 |
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販売店・ 販売価格 |
●キッチンカー「おいもとレモネード」 (https://888market.jp/) ※ポップアップ店舗出店情報も掲載 ・冷凍焼き芋(個包装) g売り 3円(税込) ●ハチバン通販サイト e-shop (https://www.hachiban.com/) ・専用箱入 冷凍焼き芋(個包装) 1kg 3,800円(税込) ・専用箱入 冷凍焼き芋(Sサイズ) 1kg 3,500円(税込) 【販売期間】 2024年2月21日(水)~ ※無くなり次第、終了とさせていただきます。 【販売数】 ・キッチンカー「おいもとレモネード」 1,000食 ・ハチバン通販サイト e-shop 300箱 |
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ハチバン 外販事業部 TEL:076-272-8118